カントリー空気

なぜだかかわいい食虫植物



   SINCE 2008年7月16日

最終更新日 2008年10月17日



食虫植物1 @我が家に≪ウサギ苔≫がやって来た

細い今にも折れそうな茎の先に「まるでウサギ!」な小さな花が咲いている。
右の写真が≪ウサギ苔≫。
本名は「ウトリキュラリア・サンダーソニー」。
湿地自生の食虫植物だ。

茎の長さは7、8cmくらい。
≪ピートモス+パーライト≫の土に植えかえて、その容器を底面腰水にして
育てている。
自生地の湿地帯となるべく似た環境を作っているというわけ。

自生地といえば、ウサギ苔。
これでも食虫植物なわけで、・・・根っこで水中のプランクトンを捕えるだけだけど・・・。
食虫植物って貧栄養(極端に栄養のない環境!)のヤセ地に生育している植物で、
だからこそ、虫やプランクトンを捕まえて養分をそこから奪わなければならなくなったわけで、
でももうそれが当たり前になってしまっているから、栄養分のある環境だと枯れてしまう。

「王子とこじき」のこじきの少年みたいなものか。
こじきの少年は王子様と服装を取り換えて王子のかわりに王子の生活を送るんだけど、
王子の生活は窮屈で、またもとのこじきに戻りたくなるというお話。
もっと身近でたとえれば、
ホテルでフルコースなどという贅沢な食事をするとお腹をくだしてしまう、ぐらいの感覚か。
っと違うか。
「枯れてしまう=死」なわけだから≪食虫くんたち≫にとっては
富栄養(栄養分がたくさんある状態)にされることはもっと深刻な問題なのだろう。

というわけで、ここで使うピートモス。
ピートモスって酸性がもともと強い土らしいけど、酸性のままで、酸度調整などしなくて良いということだ。
酸性が強い=荒地、ヤセ地って感じ。
でも、それが食虫くんたちにとっては今や居心地の良い環境らしい。
あと肥料も与えない。

なんか手間いらずの植物だなあ。
やることといえば、底面腰水の水を時々取り換えてやるぐらい。
息子が飼っているカメよりもずっと手がかからない。

でも、5月8日に我が家にきた≪ウサギ苔≫。
今は1.4倍ぐらいの広さに広がっている。
(2008年7月16日 記す)


食虫植物2 Aドロセラ・カペンシス(白花)

ドロセラって要はモウセンゴケのことで、葉っぱに粘液を出して虫をはりつけて虫の栄養を吸収する。
だから、外に出しておくと小さな葉虫なんかがついてしまう。・・・当たり前だけど。
葉っぱに並んだ繊毛の先に球状の粘液を出している姿がとても綺麗なだけに少し残念。

白花が咲くこのモウセンゴケの正式な名前は「ドロセラ・カペンシス・アルバ」というらしい。
で、ドラセラ・カペンシス=アフリカナガバモウセンゴケだ。
この植物ももやっぱり湿地自生の食虫だから、底面腰水で育てている。
(2008年7月17日 記す)







B昔、八ヶ岳で【モウセンゴケ】を見た

子供の頃、家族で八ヶ岳へよく行った。
で、ある時父が「モウセンゴケがあるぞ!」と教えてくれた。
それは「食虫植物」というやつで「虫を捕まえて食べる植物だ」と説明してくれた。
八ヶ岳というと範囲が非常に広いが≪美ヶ原≫という場所へ行く散策コースだったか。
小学校3年ぐらいの時のことだったと思うが、ウサギごけを買った時にまず思い出した経験だ。

当時八ヶ岳にモウセンゴケが自生していたのだ。
今はどうなのだろうか?
もう八ヶ岳には自生していないのか?
当時自生していたモウセンゴケはなんという名前のモウセンゴケだったのだろうか?
尾瀬沼に自生していると聞く「アングリカ」だったのか?
それとも「コモウセンゴケ」とやらか?
それともモウセンゴケの中のモウセンゴケ「ロッツンディフォリア」だったのか?

(2008年7月18日 記す)


食虫植物3 Cドロセラ・カペンシス(赤花)

今日底面腰水の水をかえる時、小指がドロセラ・カペンシスの葉に触れた。
粘液が指にベトっと貼り付いた感じは気持ちが悪かったけど
カペンシスの葉っぱ、ゆっくりと動いた。
こちらの指を虫と勘違いしたのだろう。
我が家にある個体、ほんの6cmぐらいの背丈だが、その動きはダイナッミクに感じられた。

右の写真がドラセラ・カペンシスの赤花。
葉っぱの繊毛の色が、赤い。
白花(アルバ)のほうは白色だ。
(2008年7月19日 記す)











食虫植物4 D”葉挿し”

「ドロセラ類(モウセンゴケ)は、葉挿しで増やせる」らしい。
本当にできるのか?
ちょっと疑わしい気分だったが試してみることにした。
右の写真はドロセラ・カペンシスの赤花と白花の葉。
それぞれ7枚ずつぐらい。
豆腐の空き容器に水ゴケを敷き詰めその上に置いてみた。←H.20 6月16日
置き場所は、そこしかなかったので、直射日光の当たる庭。
モウセンゴケ類は、日光大好きらしいから、ま、いいか。









食虫植物5
なかなか発芽してこない。
も捨てちゃおうかな、9割がたあきらめかけていた。
ところが、三日前のことだ。
たった一つだが、赤花の一葉が発芽していた。←H.20 7月23日
さっそく写真を撮ってみた。
ピントがぼけてしまい見にくい写真だが、写真左下の一葉の
中央部より少し上方のあたりにある小さな双葉がそれだ。
小さいくせに繊毛もある。・・・ふふっ。成功。
この先の成長が楽しみ。
(2008年7月26日 記す)








Eサラセニアのこと

急激に気温が下がってしまいました今日このごろ。
食虫は通年楽しめる植物だというから楽しんでいきたいと思います。

それにしても悲しい出来事が8月20日に起こりました。
そのころ暑いんだか涼しいんだか分らないような天気が5日ほど続いていました。

所要で早くに家を出、終日帰ってこれませんでした。
で、帰ってきてからもう水やりのことを失念してしまっていたのです。
翌日午前10時ごろ見た時に、
なんと前日まではピンピンしていたサラセニア君たちが
元気を失っていました。
モウセンゴケもウトリもハエトリも元気だったのに、です。

その後、青い葉が何枚か立ち上がって来ています。
幸いなことに死んではいなかったようです。
サラセニアは水切れには非常に弱い、これは忘れないようにしようと思っています。
(2008年8月28日 記す)


食虫植物7 F”ピグミーモウセンゴケ”

ピグミーモウセンゴケ。
一つ一つの大きさが、なんと直径7ミリぐらい。
群生しているピグミーたちが花を咲かせた。
「平成20年9月2日」のピグミー君の様子。









食虫植物8
こちらはパラドクサ。
冬芽も作らないし、耐寒温度もそれほど低くない。
冬を乗り切ることが課題だ。
この花は、平成20年8月6日撮影。
(2008年9月3日 記す)








食虫植物9 G”モウセンゴケ紅葉”

夏の間、ずっと緑色だったモウセンゴケが紅葉した。
写真の個体は湿生花園で購入したものだが、
たぶん「コモセンゴケ」だろう。
購入時のラベルには、種類が記されていなかった。

「もうせん」とは、緋色(赤色)の絨毯(じゅうたん)のことらしい。
この色を見て、納得。
モウセンゴケが紅葉するとは・・・!
小さな驚き。
(2008年9月5日 記す)








Hカインズホームセンターで半額

今日近所のカインズホームセンターへ行くと、
食虫たちが半額で売られていた。
一夏ズーッとそのコーナーにあった個体、のような気がする。
くたびれてはいるが、簡単に復活できそうな状態。
ウトリのリビダとアフリカナガバの赤があった。
耐寒温度が10℃くらいの奴。
買おうかどうしようかうーーんと迷ったが買わなかった。

それにしても植虫ってやっぱり夏ってイメージで売っているんだと思った。
(2008年9月22日 記す)

食虫植物10 Iサラセニア株分け・サラセニア種蒔き

右は、サラセニアの花の枯れたもの。
中心部の膨らみの中に、種がたくさん入っていた。
この花、8月20日に水切れで枯らしてしまったものです。
芽が出ないかなあ。








食虫植物11 8月20日に枯らしてしまったサラセニアだが、
根は元気だったのか、株元からまた新芽が立ち上がってきていた。
根が生きているなら大丈夫だなと思い、株分けをしておくことにした。
水ごけで根をくるんで、大きな黒ポットに植え替えた。

・・・・・・サラセニア・・・・・・
(原産地)
北アメリカの平地。
冬に保温をする必要はない。
日照を好む。
ただし、水切れは絶対にさせてはいけない。
(2008年10月17日 記す)








【目次】

1≪カントリー空気≫―文学や植物(2008年度)―・・・トップページです
2平安時代人と月
3本の紹介(絵本やマンガなど)
4古本販売(絵本)
5今日の天気、時々植物
6ギャラリー・・・管理人制作のハンギングバスケット・寄せ植え・モストピアリー
11なぜだかかわいい食虫植物

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《2007年バックナンバー》
1カントリー住人による思い込み古典講座
2植物にチャレンジ!―管理人の失敗もある植物体験記録―